日常香4種 ｜incense trial kit

「一目惚れだったあの子との春」「東急東横線自由が丘駅」
「2003年、夏」「タオルケットノスタルジー」各8本ずつの計32本入のセット。

tiyuの1st 香llection「密と椒（みつとスパイス）」
甘酸っぱい花の蜜の香りをイメージした二種類の香「蜜」と
椒（スパイス）のようなウッディでスモーキーな香りをイメージした二種類の香「椒」の
四種類が入ったお試しセットです。
お気に入りの香りを見つけるお手伝いに。

香料は題名にあえて書かず、だれもが経験したことのあるような瞬間を、思い出しながら自然と香ってくるように。

「一目惚れだったあの子との春」
一目惚れだったあの子との春、新宿御苑で梅の花を見た。髪に甘い薫りが残る帰り道、立ち寄った花屋でピンク色の花を指差して、「この花が一番好きなの」と笑った。今となっては行きつけになったあの花屋。記念日は決まってピンク色の花束を買って帰る。


「東急東横線自由が丘駅」

土曜日の朝、ひだまりの東横線に座る。彼から「薔薇のつぼみが開きそう」のLINE。「１１時２３分に着く」「ロータリーで待ってる。」自由が丘で降りる。彼のアパートのベランダにふたりで買った苗。


「2003年、夏」
２００３年、夏、祖父と森の中を歩いた。蝉の声。樹液に集まる兜虫。虫刺されの痕と塗りたてのムヒ。あの時大きく見えた背中。祖父の皺だらけの手に向かって、木漏れ日の中を走った。

「タオルケットノスタルジー」
縁側に風鈴の音と赤蜻蛉。畳の部屋でうたた寝。井草の匂いに包まれながら目が覚めると、タオルケットがかかっていた。祖母の声がする台所へ行く。「涼しくなってきたね」「うん、タオル、ありがとう」今年も夏が終わる。


【ご使用前にお読み下さい】

１.お香の火の取扱に注意してください。

２.誤って口に入れないように注意してください。

３.お香の用途以外に使用しないでください　

燃焼時間：25分/本　長さ：135mm/本

主原料：紀州備長炭木酢液・植物抽出消臭剤・鉱物質・天然香料